【帰ってきた】ガチ議論
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12月5日「ガチ議論」企画詳細 (Ustream配信あります)!!

ツイッターまとめ
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~12月5日(木)@神戸;科学技術にまつわる課題の議論は、この日、此所で完結する~

第36回日本分子生物学学会年会企画「生命科学研究を考えるガチ議論」(協賛:Science Talks/カクタス・コミュニケーションズ)の内容の詳細です。

主催第36回分子生物学会年会 生命科学研究を考えるガチ議論企画委員

日時:12月5日(木)18時~20時(*延長最大22時まで)

場所神戸国際会議場 1階 メインホール(第6会場)

参加登録年会参加者ならどなたでもご参加いただけます(分子生物学会の参加登録者以外の方で参加ご希望の方は、registration@scienceinjapan.org まで、お名前、ご所属、連絡先、参加動機をお送りください)。年会に参加できない方、分生会員でない方のネットからの参加大歓迎です。

内容:以下のパネリストの方達と共に、文部科学省科学技術タスクフォースが作成した「科学技術にまつわる一連の課題シナリオ(pdf)」を素材にして、現在の科学技術にまつわる問題の本質は何か、これからどのようにしてこれらの課題解決に向けた取り組みをすればよいかを話し合います。本企画は、日本分子生物学会年会による企画ですが、ライフ・サイエンスのみならず、日本の科学技術全般の問題について議論します。当日、参加者の方からのリアルタイムでのコメントは、時間短縮と論点整理のため、Twitter(「#ガチ議論」ハッシュタグがついた投稿を拾っていきます)とUstreamコメント欄 (ソーシャルストリーム)、専用e-mailアドレスに寄せられたメール、の3つの方法で受け付けます。TwitterとUstreamでのコメントは会場のサブスクリーン上で常時流し、パネリストや参加者にも見られるようにします。いくつかをピックアップして、議論の対象にすることも予定していますので、ご意見をどしどしお寄せください。なお、終了時間が遅くなる可能性もありますので、あらかじめ軽食を召し上がってからご来場いただくことをおすすめします。
・Ustream配信URL:http://www.ustream.tv/channel/scienceinjapan
・Twitterコメント投稿用ハッシュタグ: #ガチ議論
・e-mailコメント投稿用:comment@scienceinjapan.org

スケジュール
 18:00 挨拶(大会会長,「ガチ議論」代表・近藤 滋
 18:03 振り返り動画上映
 18:10 これまでのまとめ(「ガチ議論」スタッフ・宮川 剛
 18:15 第一部:パネルディスカッション「これまで」
 19:00 休憩
 19:10 第二部:パネルディスカッション「これから」
 19:40 会場との質疑応答
 19:55 閉会挨拶(大会会長,「ガチ議論」代表・ 近藤 滋
 *その後、リング外で議論継続??(最大22:00まで)

参加者

・パネリスト(五十音順, 敬称略)

川上 伸昭(文部科学省政策評価審議官)1981年、北海道大学大学院工学研究科応用物理学専攻修士課程修了。1981年、科学技術庁振興局国際課に入庁。科学技術庁科学技術政策局調査課長(1999年)、(独)宇宙航空研究開発機構経営企画部長(2005年) 、文部科学省 大臣官房総務課長(2008年)、同 大臣官房審議官 (生涯学習政策局担当; 2009年)などを歴任、現職に至る。


斉藤 卓也(文部科学省タスクフォース戦略室長)東京大学工学部電気工学科卒後、文部科学省に入省。大臣官房会計課予算企画調整官、科学技術改革タスクフォース戦略室長などを歴任、現・大臣官房政策課評価室長。政策評価を担当。


鈴木 寛(元文部科学副大臣)1964年生まれ。東大法学部卒業後、1986年通産省に入省。山口県庁出向中に吉田松陰の松下村塾を何度も通い、人材育成の重要性に目覚め、通産省在任中から大学生などを集めた私塾「すずかんゼミ」を主宰した。省内きってのIT政策通であったが、「IT充実」予算案が旧来型の公共事業予算にすり替えられるなど、官僚の限界を痛感。霞が関から大学教員に転身し、その後の脱藩官僚の草分けとなる。慶応大助教授時代は、徹夜で学生たちの相談に乗るなど熱血ぶりを発揮。現在の日本を支えるIT業界の実業家や社会起業家などを多数輩出する。2001年参議院議員初当選(東京都)。民主党政権では文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化を中心に活動。党憲法調査会事務局長、参議院憲法審査会幹事などを歴任。


原山 優子(内閣府総合科学技術会議常任議員)ジュネーブ大学にて教育学博士課程(1996年)と経済学博士課程(1997年)をそれぞれ修了後、ジュネーブ大学経済学部助教授、経済産業研究所研究員を経て、東北大学大学院工学研究科教授に就任(2002年)。さらに、科学技術政策研究所客員研究官、大学評価・学位授与機構特任教授、総合科学技術会議知的財産戦略専門調査会、評価専門調査会委員などを歴任。国および地方自治体の科学技術政策、また産学連携、大学改革などの教育・研究に従事してきた。2013年より総合科学技術会議議員(常勤) 。


安宅 和人(ヤフー株式会社・CSO)1968年富山県生まれ。東京大学大学院生物化学専攻にて修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。4年半の勤務後、イェール大学・脳神経科学プログラムに入学。平均7年弱かかるところ3年9カ月で学位取得(Ph.D.)。2001年末、マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバーの1人として、飲料・小売り・ハイテクなど幅広い分野におけるブランド建て直し、商品・事業開発に関わる。また、東京事務所における新人教育のメンバーとして「問題解決」「分析」「チャートライティング」などのトレーニングを担当。2008年よりヤフー株式会社に移り、COO室室長として幅広い経営課題・提携案件の推進などに関わる。2012年より執行役員 CSO(チーフストラテジーオフィサー)。


・ファシリテーター

宮野 公樹(京都大学学際融合教育研究推進センター准教授・総長学事補佐)京都大学学際融合教育研究推進センター准教授・総長学事補佐。1996年立命館大学理工学部機械工学科卒業後,2001年同大学大学院博士後期課程を修了。大学院在籍中の2000年カナダMcMaster大学にて訪問研究生として滞在。のち、立命館大学理工学部研究員,九州大学応用力学研究所助手、2005年京都大学ナノメディシン融合教育ユニット特任講師、2010年京都大学産官学連携本部特定研究員、2011年より現職。また、2011年より文部科学省研究振興局基礎基盤研究課ナノテクノロジー・材料開発推進室 学術調査官を兼任。博士(工学) 専門分野:金属組織学,医療用マイクロデバイス,研究室運営,コーチング,大学戦略,戦略的プレゼンテーション,コンセプトデザイン



・スタッフ
 近藤 滋(阪大 教授; 年会大会長)
 中川 真一(理研 准主任研究員)
 宮川 剛(藤田保健衛生大学 教授;「ガチ議論のまとめ」プレゼン)
 小清水 久嗣 (藤田保健衛生大学 助教;進行補佐)

・協賛
 カクタス・コミュニケーションズ

パネリストインタビュー&対談
文科省タスクフォース戦略室長 斉藤 卓也 氏 × 「ガチ議論」企画ファシリテーター・京都大学学際融合教育研究推進センター准教授 宮野 公樹
 対談内容を書き起こしたテキストはこちら

・元文部科学副大臣・元参議院議員 鈴木 寛 氏
 インタビュー内容のテキストはこちら

・内閣府 総合科学技術会議 常勤議員 原山 優子 氏
 インタビュー内容のテキストはこちら

・年会大会長・「ガチ議論」企画委員長・大阪大学大学院教授 近藤 滋
 インタビュー内容のテキストはこちら

動画制作:カクタス・コミュニケーションズ

関連リンク
・分子生物学会年会サイト内ホームページ「生命科学研究を考えるガチ議論」
・「ガチ議論」サイト上におけるこれまでの議論(一部)
 科学技術にまつわる課題の議論は、この日、此所で完結する!
 ガチ議論企画その1:「文科省お役人への質問大募集」
 文科省お役人からの回答
 安定性と競争性を担保する 日本版テニュアトラック制度の提案
 労働契約法改正は朗報か
 研究者と雑用
 しんがり研究
 学会なんかいらない!
 安定した基盤的研究費の導入を!
 海外日本人研究者ネットワークを作りました
 すべての公的研究費の複数年度予算化を
Science Talks

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“12月5日「ガチ議論」企画詳細 (Ustream配信あります)!!” への5件のフィードバック

  1. 武市正人 より:

    残念でした。Ustream配信時には時間がとれずに見ることができませんでした。

    再配信というのはないのでしょうか。付属のソーシャルストリームやコメントから、雰囲気をある程度、感じることはできました。関係者の方々のご苦労に感謝いたします。

    以前に、このサイトで議論に参加させていただき、いろいろと学ばせていただきました。それ以来、ずっと関心をもちつづけています。

    日本学術会議のことにも触れられたようですが、学術会議でも研究不正のことを審議する委員会ができています。そこでも「研究公正局」のことは議論されていないようです。一般会員にはなにも伝わってきません。意見が求められたときのことは、以前に書きましたが、意見がどのように扱われたのか、さっぱり分かりません。学術会議の決定機関である総会を代議する幹事会メンバー16名がその委員会の委員になっています。公正局のことを議論しようとすること自体に消極的なのかも知れません。

    また、このサイトでの議論に参加させていただきたいと思います。

  2. Miwako Ozaki より:

    自分流の制度をつくることが出来ない場合は、まずは完全な真似から入るのも1つの方法かと思います。

  3. Miwako Ozaki より:

    「ガチ議論」面白かったです。公正局はやはり、何が何でも第三者評価をいれたくない理事会本体が行なうのではなく、ガチ議論のようなところがハンドリングをしないと実現は難しいと思います。

    今回、公式の場で比較的率直な議論ができたことは非常によかったと思いますが、本質部分には踏み込めていないと思います。これが利害関係が絡む当事者どうしが踏み込めるぎりぎりなのではと思いました。これを超えるのは、当事者間では難しいと思います。

  4. Koichi Kawakami より:

    やはり学会を無くすのが第一歩だと思いましたね。

  5. abc より:

    原山先生、総合科学技術会議の立場として、海外のやり方を持ち込むことに頼るのはどうかと思いますが。。。

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